ジューシーで人気の鶏モモ肉。
実は、使う前にちょっとした下処理をしておくと、火の通りや食感がバツグンによくなります。
今回は、料理初心者さんにもやさしい、鶏モモ肉の下ごしらえのコツをご紹介します!
用意するもの
- 鶏モモ肉 1枚
- 包丁(キッチンバサミもOK)
材料
材料 | 分量 |
---|---|
鶏モモ肉 | 1枚 |
下処理の前に、鶏の構造をチェック!
鶏もも肉はココの部分
(※画像の虫眼鏡内の部分)

鶏の脚だけを切り取った画像

ふくらはぎ側は良く動かす部位なので、固い筋が多く加熱すると縮みやすく固くなりやすい部分になります。
鶏もも肉の骨の構造
鶏もも肉の太い骨の横に、細い骨があります。

包丁でさばく時に、この『細い骨』が混入してしまう恐れがあります。
提供する前にキチンと確認しておきましょう。
軟骨がついている箇所

関節部分には軟骨が残りやすいです。
食べても問題ありませんが、気になる方は取り除いておきましょう。
クリックでジャンプできる目次
鶏モモ肉の下処理方法
STEP
骨が残っていないかチェック
→ 小さな骨や細い軟骨が残っていないか確認!

STEP
余分な皮・脂を取る
→ 皮の裏やすき間にある脂(しろっぽく柔らかい部分)を、お好みで取り除く◎


脂や皮を取るメリット
- 脂っこさが減る
→ さっぱり仕上がる♪ - 臭みが出にくくなる
→ 特に皮の裏に注意! - カロリーが少し抑えられる
→ダイエット中にも◎
STEP
必要に応じて軟骨を除去
→ 白くてかたい部分があれば、取りのぞいてOK

STEP
厚みをそろえる(そぎ切り)
→ 分厚いところは薄くして火の通りを均一に!

STEP
筋を切る
→ 焼いたときの反り返りを防ぐため、裏側に数カ所切れ目を(特にふくらはぎ側)♪

筋を切るメリット
- きれいな形のまま焼ける
→そのまま焼くと、筋のせいでお肉がギュッと縮んだり、反り返ったりすることもある。 - 食べやすくなる♪
→筋の部分は、少しかたくて噛みにくい。 - 火が通りやすくなる
→筋があると、その周りだけ火が通りにくいことも。 - 味がしみやすい!
→すじを切ることで、味が中まで染みこみやすくなります。